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テロメアはDNAの先端を保護するキャップの役割をはたします。

テロメアとは??

テロメアは人間の細胞の老化に関して非常に重要な役割を担っております右図にあるように螺旋状になったDNAの先端にあり、染色体を保護しております。
このテロメアの保護がなければ、DNAはダメージを負ってしまい、細胞は十分な役割が果せません。テロメアの保護の無い細胞はもはや分裂することが出来なくなり、細胞も老化するということになります。

TAサイエンス

TELOMERES : テロメア
DNAの先端を保護しています。

テロメアは年齢やストレス等とともに徐々に短くなっていきます。

テロメアの保護無しでは、細胞は老化し、死滅します。これが老化です!!

DNAは人間のすべての細胞を形作る基礎になるものです。
人間の細胞は細胞分裂により代謝しており、また定期的に分裂しております。テロメアは細胞分裂の度にほんの少しづつ短くなります。そしてある一定の長さ以下に短くなった時、細胞はもはや分裂出来なくなります。これが老化という訳です。テロメアは細胞の老化に関して非常に重要な役割をになっていると言えます。テロメアは年齢と共に短くなるだけではなく、ストレス、喫煙、肥満、運動不足、不健康な食生活等によっても短くなります。テロメア短小は細胞の老化に関する全ての面に関連しております。テロメアの長さは私たちの生物学的な若さを表していると言えるでしょう。例えば年齢に伴い免疫力の低下というのがありますが、これもテロメアの長さに関係しています。2007年の医学発表によれば、テロメアの長さは女性の骨密度の低下にも関連していると結論付けられました。

テロメラーゼ(テロメア伸長酵素)活性化

テロメラーゼと呼ばれる酵素は、テロメアに大きく関わっており、短小化を遅らせたり、止めたりするということを可能にします。また、最近の研究により、逆にテロメアを長くするというようなことも可能になってきました。
テロメラーゼの活性化により、下記の事が可能になってきました。

 

**テロメアの短い部分を特定し、テロメアの長さを修復し、短小化を遅らせる。
**これにより再び細胞分裂を呼び起こし、細胞自体を活性化させる。
**テロメアの長さを保ったり、また長くしたりすることが可能です。


テロメラーゼは人間の体内にありますが、その量は年齢とともに減少していきます。しかし人間の細胞をテロメラーゼ酵素にさらすと、細胞は老化の速度が遅くなり、再び細胞分裂を開始します。 長くなったテロメアは細胞分裂における遺伝子の発現を若い形へと変え、その結果細胞の機能を若くするということにつながるのです。
2009年のノーベル医学生理学賞は、テロメラーゼを発見したテロメア研究者に贈られ、テロメア研究のさらなる発展に期待が高まっております。

(注)これらの文章/内容は臨床実験等で評価されている部分もあり、また引き続き研究が続けられております。 しかしながら現段階では米国FDAや日本の厚生労働省の認証を得たものではございませんので、どうぞご了承下さい。(注)これらの文章/内容は臨床実験等で評価されている部分もございますが、米国FDAや日本の厚生労働省の認可を得たものではございません。 また効果を約束するものではございませんので、どうぞご了承下さい。

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